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カミナリグモのこと

music 2018.10.08.

先月末に発表になりましたが改めて。

時間がかかってしまいましたが、良い報告ができてうれしく思っています!

色々とバンドマンと話していると、休止や解散、脱退の要因はメンバー同士の仲違いが多いというのは、世の中のイメージ通りで。

同じ共同体にいる家族、恋人、仕事の場でもきっと同じでしょう。

ただ僕らの場合はそういうことではなく、月日と共に変わって行く環境や気持ちというのは自然なことで、以前のやり方のまま、バンドをすすめていくことが難しい、ということはお互いに感じていたと思います。

今までもそうしてきたように、休止ではなく見合ったやり方で続けていこうという選択肢もあったし、むしろ活動全体を通して言えば、ネガティブな自分よりもゴマちゃんの方がそういう意思が強かったのかもしれない。

去年がちょうどゴマちゃんがメンバーになって10年目だったので、「Another 10th Anniversary」というタイトルで再開はおもしろいんじゃないかという話もあり、今回と同じ会場を押さえていたのだけど、上手くタイミングが合わずで。

だったらいつでもいいかなぁと、何かと会う機会の度に話していたら、また前向きな流れになり、今年中だったらデビュー10周年だし、ライブを決めよう!みたいなそんな経緯でした。

デビューした頃の生きるか死ぬかみたいなピリピリとしたあの感じは嫌いではないけれど、イライラして余裕がなく、色んな人に迷惑をかけてしまったなぁとしみじみ感じています。

本当にたくさんの人のお世話になって良くしてもらった分、同じ体制で続けて行くための数字的な目標が当時の自分たちには途方もなくて、、好転しない状況や危機感のない周囲の雰囲気に焦りや苛立ちが募って、そんな歌もたくさんできたし(笑)、自分の振るまいを悪く思った人もたくさんいたでしょう。

まあでもそれは仕方がない。そういう状況とその人の性格が合わさればきっとそうなる、みたいなことは必ずあって、そうすることしかできなかったのだと思う。

そして何より、自分の人間力はビジネス規模で通用するものではないというのが身にしみて分かったし、それが必要だという考えがなかったのは、関わってくれた人には申し訳なく、全ては自分の責任だということしか今は思わない。

メジャーデビューシングルのカップリングでカバーさせていただいたTOMOVSKYの「SKIP」を初めて聞いた時に涙が止まらなくなってしまった話は昔よくしていたけど、良い意味で「仕方がない」と割り切って、今の自分のできることをやろうというのが、これからカミナリグモを続けて行くテーマなのだと思う。

振り返れば、まあまあ長く続けてきたので、周りの人もライブを見に来てくれたり応援してくれる人も時代と共に変わっていく。

当たり前のようにその人たちや自分たちの状況や気持ちも変わって行く。

中には惜しくも亡くなってしまった人もいます。

自分もいつ病気になるかも分からないし、事故に遭うかもしれない。そうでなくても人生が終わる日が必ず来る。

だからそういう変化していく状況や気持ちをただただ受け入れて、今ここにある感覚を大事にして、お互い気長に付き合えたら良いじゃないかという気持ちでいます。

昔みたいに生真面目で純粋じゃなくても、気分が合った時に一緒の場に居合わせて、好きな曲や世界観を楽しめたらそれでいい。その瞬間があれば、前後のことはどうだっていい。

来年のことはこれから徐々に決めていきます。

休止した時には、不定期なライブはまたできるようになるだろうという予測はあったのだけど、思いの外、ゴマちゃん的に制作意欲があるようなので、まだ発表していないプリプロ済みの曲や新曲を年明けぐらいからレコーディングをゆっくり進めていけたらという目論見でいます。

年末のライブは大きな会場ではないので、売り切れるだろうとは予想していたけど、即完ということでありがたいです。

来年、バンドのワンマンもどこかで企画したいなぁと話しています。

合間にソロの方も進めて行くつもりで、カミナリグモが再開したことで、差別化してソロでしかできないやり方で向き合えるイメージができていて、とにかく残りの人生、できる限りたくさん曲を作って、発表して聴いてもらって、たまのライブで気が合う人たちと楽しい時間を共有できたらそれが幸せです。

ささやかな規模だけど、こうやって望んでもらえるというのは幸せでしかない。

感謝しています。ありがとう。

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