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二十日鼠と人間

movie 2018.04.27.

好きな映画の話。

すすめられて随分前に見て、とても余韻が残った物語。

原作の小説と1939年の初期版もあるみたいだけど、1992年の新しい方です。
まず監督、主演を務めるゲイリー・シニーズが若くてイケメン。

どちらかというと悪役だったり、クセのある役所のイメージが強かったので、とても新鮮で。
「フォレスト・ガンプ」と二年しか違わないのに随分と若く見える。

改めて調べると今の自分と同い年。
そう考えるとあながち悪くない年頃だなぁと調べた甲斐があった。

ゲイリー・シニーズ演じる小柄で頭の切れるジョージと大柄で知能の低いレニー(ジョン・マルコヴィッチ)、二人の季節労働者のロードムービーで、アンバランスで歪な二人の絆が終始、胸の奥でこそばゆい感じ。

カミナリグモの「ロードムービー」という曲は、この二人のイメージとどこか被るかも。

頭の弱い純粋無垢な怪力男、レニーは各所で問題を起こして、それをいつもジョージがフォローして回る間柄で、自分がジョージだったらレニーを見捨てずにおれるのか自信がないような罪悪感にもかられてしまう。

この二人は極端だけども、人間誰しも凸凹があって、それが所々、はまっていくことの積み重ねで愛情というものが芽生えるのかもしれない。

プロ野球とそのファンも似てるかもね。

脱線しましたが、、色々ありながら辿り着いた農場で、右手のない老人、キャンディと意気投合し、一緒に夢だった牧場を作ろう!と語り合うシーンがとても好きで。

バンドやろう!みたいな感じかな。

あの無限に夢が広がる瞬間が人生の醍醐味だと思う。

そして結末にはとても考えさせられるものがあります。

この特殊な二人にすっかり感情移入させられてしまった後なのでなおさら。

夢と現実。。

せめて映画の中ではハッピーエンド、とも思うのだけど、リアリティがある分、自分とジョージを置き換えて、延々、自問自答してしまう良くも悪くも後に残るお話。

現実は夢物語のようにはいかないけども、それを受け入れた上で、この物語の続編があればいいのになぁと思う。

ということで無事、また一つ、年をとりました。

残りの人生、少しでも長く夢が広がる瞬間の中にいることが目標です。

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