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daily, music 2017.05.10.

一色さん

初めてお話ししたのは下北沢ROUNDUPっていうサーキットイベントの打ち上げだったかな。

その後、長野と新潟でつばきのアルバム『夜更けの太陽』のツアーにライブハウスを通して、誘ってもらっていたこともあって、挨拶をして、「よろしくねー」っていう感じで。

つばきはもちろん一方的に知っていたものの、初対面で緊張していた自分に、
まっすぐな眼で一言一言しっかりと話してくれたのが印象的でした。

 

年は近くても僕らはデビューが遅くて、ちょうどバンド体制では1枚目のアルバム『BRAIN MAGIC SHOW』を出したばかり。

世界観はどこか通じるものがあるような気が勝手にしていたのだけど、CDを聴いて、僕らのこともとても評価してくれて。

 

次に会った長野JUNKBOXの楽屋では「カミナリグモよく聴いてるよー」「今度3月に自主企画のツーマンをやるから出てくれない?」って矢継ぎ早に誘ってもらえてうれしかったなぁ。

これから、一色さんや、つばきというバンドと、同世代のミュージシャンとして仲良くなれるんだ、っていうワクワクした気持ちで新潟もまわって打ち上げでご飯を食べて、「また東京でー」って夜走りで帰ったのを今でもよく覚えている。

 

そのちょうど一ヶ月後くらい。

入院と活動休止のことを聞いて、本当にショックでびっくりした。

そういう縁でつばきフレンズに誘ってもらって、ライブをやる予定だった日がまたちょうど震災で、アコースティックライブになってしまったのだけど、自分の中ではまだ付き合いも浅いのに、つばきと昔から苦楽を共にした他のバンドの面々と同じ所にいていいのかなぁという気持ちが当初はすごくあって。

 

それから一色さんが退院されて、つばき活動再開のライブに、当時の続き、ということで呼んでもらえたのは本当にうれしかった。

 

カミナリグモの活動休止前のライブにも足を運んでくれて、出会った時と同じまっすぐな眼で、楽屋からじっと僕たちを見つめてくれていました。

ライブの後、「また弾き語りでも誘うよー」ってこれも出会った時と同じように声をかけてくれて。

 

ほんの少し前、カミナリグモでお見舞いに行った時は、ちょうど眠っていたので、一色さんの顔を見て、奈穂さんと話をして、また回復した折に会いに来たいなぁと思っていたのに、あまりに早すぎて、悔しくて、残念で仕方がありません。

 

一色さんのように自分も最後まで音楽に寄り添って生きていたい。

 

早く出会っていたら、とか、病気がなかったら、とかキリがないけれど、
もっとたくさん一緒にライブをしたり、お酒を飲んだり、同じ時代を生きていたかった、
というのが心からの想いです。

ご冥福をお祈りします。

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